今回はオフィス家具の選び方ということでデスクについてお話させて頂きます。
オフィスデスクを選ぶ際に、業務内容から鑑みて選んでいく必要があります。
デスクではどんな仕事が行われるのか、そして、どのような環境でデスクを使用するのか。
そうしたことを踏まえて、適切なオフィス家具を選ぶという意識を持っておくことが重要でしょう。
どのように検討するか……
・一人で集中して行う業務なのか?
・チームを組んで行う業務で、コミュニケーションの円滑化が重視されるのか?
・一人作業もチーム作業も両方あるのか?
・広くスペースを使用する業務か?
・営業など外回りがメインでデスクは収納機能中心でよいのか? など
ご自身の業務を振り返って考えてみるとデスク選びに失敗しません。
■デスクの大きさ
業務から考えて、デスクの大きさを決定しましょう。
大きさは、幅と奥行きにより決定されます。
【デスク幅のタイプ】
・幅1000mm
ノートパソコン作業などの仕事に適しています。
資料をあまり大きく広げない事務作業やオフィスでの仕事が少ない社員のデスクに適しているでしょう。
作業台やプリンター置き台などを別途設置することで、スペースを広くすることができます。
・幅1400mm
デスクトップパソコンを置いても余裕を持って仕事ができます。
資料の多い業務やマネージャー職の方などに適しています。
引き出し収納を左右に配置して、収納力を高めることも可能。
・幅1600mm
パソコン業務だけでなく、広く資料を広げるスペースを使う仕事に適しています。
役員用にはもちろん、クリエイティブ系の業務の方にも適した大きさだといえるでしょう。
【デスク奥行きのタイプ】
・奥行600mm
ノートパソコンなどを使用し、コンパクトに業務を行うのに適しています。
デットスペースが少なく、十分にスペースを使えます。
・奥行700mm
標準の奥行サイズです。一般的な業務に必要なスペースは確保されているので、デスクトップパソコンなども余裕を持って使用できます。
■デスクタイプの選び方
部門ごとの人数や、どのような形の島をつくるかを踏まえた上で、デスクのタイプを検討していくとよいでしょう。
【デスクの種類】
・平机
カスタマイズしやすいシンプルなオフィスデスク。
天板下に小物を収納できる引き出しがついているものもありますが、基本的には既存の収納はありません。
そのため、業務内容に合致した収納を別途カスタマイズすることが可能です。
キャスター付きのキャビネットなどを合わせると有効でしょう。
また、軽量のためレイアウト変更などが多くある企業・部署において便利です。
・片袖机
片側に引き出し収納がついたデスクです。
ほとんどの場合、引き出し最上段に文房具などを小分けに整理できるトナーがついています。
収納力があるので、多くの業務に対応可能です。
平机とキャビネットを別々に購入するよりもコストが安くてすみます。
・両袖机
左右両側に引き出しがついた大容量を収納できるデスクです。
机上スペースも広くなるので、大きく資料を広げる必要がある業務に適しています。
・フリーアドレスデスク
フレキシブルな働き方に対応できるデスクです。
無駄なスペースがないので、多目的に使用可能。
外出が多い営業職の人や不定期に出社する社員用のデスクにするなどの用途が考えられます。
最近では、「一体型デスクでコミュニケーションをアップさせたい」
「部署の人数増減が激しいので自由に使えるスペースがほしい」
などといった要望から導入する企業も少なくありません。
オフィスハンズでは、様々なメーカー様の家具を扱っておりますので気になるものがございましたらぜひ一度ご相談下さい。