エントランスは会社の顔です。エントランスが美しいと、初めて訪れるお客様に良い印象を与えたり、採用候補者に好印象を持ってもらえることもあります。実際に、面接に行って第一印象で「この会社で働きたい!」と思ったという方もいるくらいです。
会社のブランドイメージをアップするために、オフィスエントランスの見直しを進めてみてはいかがでしょうか。
エントランス作りのポイント
エントランスサイン
オフィスのエントランスにはどんな要素があるでしょうか。企業の社名やロゴなどのサインなどがすぐに思ぶことが多いですが、このエントランスサインは企業イメージを形づくるために非常に重要です。
会社の第一印象を決めるエントランスサインだからこそ、個性を発揮した強いイメージを残すものにした方が良いでしょう。
そこで、いくつかエントランスイメージを際立たせる手法をご紹介します。
1.社名の背景を変えて際立たせる
社名やロゴのカラーは決まっていることも少なくないでしょう。どんな場でも使えるようにブラックやホワイトなどで作られていることも少なくありません。
そこで、社名自体のサインはシンプルにしながら、背景色を工夫するという手法があります。
2.ネオン管で社名サインをつくる
ネオン管とは、ガラス管に電極となる水銀やヘリウム、窒素などの電極となるガスを封入し発光させたものです。レトロな雰囲気も出て、味があるサインとなります。可愛らしく、ポップな雰囲気になるので業種によっては相性がいいはずです。
3.手書きで会社の雰囲気を演出する
手書きは人の目に留まりやすく、印象に残りやすいという特徴があります。そこで、エントランスの社名を手書きのように風合いあるものにする企業も出てきています。書道家に書いてもらったり、社長が達筆であれば直筆をモチーフにしたりする方法も考えられます。
コーポレートカラー
イメージカラーを持っている企業は多いもの。商品やサービス、ミッションに合わせて、カラーは決まってきます。
情熱や勢いを感じさせたければレッドやオレンジなどの鮮やかな暖色系。自然や健康などをイメージさせたければグリーン系など、住み分けができるでしょう。
そうしたコーポレートカラーをエントランスに持ってくることで、会社のイメージアップにつなげていくことができます。
会社の商品・サービスや理念の発信
エントランスは、企業の理念や事業をPRする場と捉えることができます。
ポスターを貼ったり、映像が流れるようにしていたり、商品を陳列していたりすれば、クライアントやお客様に会社の良さを伝えられます。どんな会社かを伝えられるスペースとしてエントランスを有効に活用してみてもよいでしょう。
エントランスのテイスト別事例
エントランスには多様なテイストがあります。どんなトーンでまとめたいか、具体的な事例を基にイメージを膨らませてみるとよいでしょう。
シンプルなエントランス
明るく清潔感のある印象。白色を基調とし、観葉植物をワンポイントとしています。社名も目に留まりやすいですね。
高級感のあるエントランス
全体的にブラウンで統一。特に木目を感じさせるような深いブラウンカラーはラグジュアリーな印象を与えます。間接照明で、落ち着いた雰囲気も醸成しています。。
高級感のあるエントランス2
解放感を持たせ、近未来を感じさせるようなイメージのエントランス。ホワイトとグレーを基調とした中で、コーポレートからのーのブルーが鮮やかに目立ちます。
ポップな雰囲気のエントランス
統一感がありながらも、フレッシュな印象を与えるエントランスとなっています。木目調と光沢感のあるホワイトの壁という異素材を組み合わせることでポップな雰囲気に仕上がっています。
ユニークなエントランス
他にはないユニークなエントランスで会社の印象に残すというのも一つの手法です。ホワイトの壁面とグレーの床に大胆に赤いラインをひくことで、唯一無二のエントランスを創造しています。
エントランスのちょい足し小物
エントランスにはどんなアイテムを置くとよいでしょうか。利便性やイメージアップの観点からご紹介します。
受付電話
受付スタッフを置かない無人のエントランスであれば、受付電話は必須のアイテムです。エントランスのイメージに合うものを選びましょう。ここではいくつかの商品を紹介します。
パナソニック デジタルコードレス電話機 ホワイト VE-GDW03DL-W
シンプルでスマート、どんなエントランスにも合います。操作が簡単なこともポイントです。
現在は生産を終了しておりますが、オフィスハンズにご要望頂ければご用意できる場合もございます。
http://panasonic.jp/phone/p-db/VE-GDW03DL.htm
ウェーブフォン WAVE PHONE
波型の曲線が特徴的なスタイリッシュなデザインの電話機。おしゃれですが、エントランス全体の調和を崩すことはありません。また機能的にも受話器のカーブが手にフィットするように設計されており、使い心地がよいです。
http://www.antdesignstore.com/wavephone.html
シャープ JD-4C2CL-P コードレス電話機
ビビットなカラーの電話機です。女性や若い世代をターゲットとするような企業にはうってつけのデザインといえるでしょう。エントランスが無機質になりがち、落ち着いてしまいがちといった課題を持っている会社にはピッタリです。
http://www.sharp.co.jp/in-phone/products/4c2/
観葉植物
観葉植物にはリラックス効果やストレス軽減の効果があるといわれています。エントランスに置いて、来客にくつろいでもらうのは素敵な心遣いですね。
ユッカなどは丈夫で日陰でも育ちます。また、新芽がどんどん出ることから発展・成長のシンボルともされ、仕事運アップの風水効果を期待する企業もあります。
モンステラも半日陰で育ちます。葉の形がかわいらしいので、エントランスなどで好印象を残すアイテムとして効果的です。他にも、ポトスやアイビーなども置きやすい観葉植物です。
アロマ
一流ホテルに入った際に、とても良い香りを嗅いだ経験はありませんか。最近では、こうした香りのリラックス効果をオフィスでも取り入れる動きが出ています。アロマディフューザーをエントランスに配して、五感全てで自社の良さを感じてもらうとよいでしょう。
時計
電話機の隣に時計を置いている会社もあります。
待ち合わせの時間などを意識してもらうのに有効だからでしょう。商品的にも多様なラインナップが出ています。
SEIKO CLOCK (セイコークロック) トラベラ デジタル電波時計
縦型で省スペース向けなので小さめエントランスにも対応できます。ホワイトとブラックがあるので、自社のエントランスに合わせて選びましょう。
https://www.seiko-clock.co.jp/product-personal/digital/travel/sq699w.html
リズム時計 RHYTHM 電波時計
シンプルなデザインのため、どんなオフィスでも浮かずに置くことができます。カレンダー付きの機能も嬉しいですね。
http://www.rhythm.co.jp/products/products.php?goods_cd=8RZ166SR03
まとめ
オフィスの顔であるエントランスをより良くみせるポイントを解説してきました。上記の情報を踏まえて、エントランスが自社らしくなるように見直してみてはいかがでしょうか。オフィスハンズではベンチャー企業から大企業まで多くのエントランスを手がけております。デザイン事例等についても、お気軽にご相談ください。