法人というのは社会の公器でもあります。
利益をあげるだけではなく、オフィスでできるエコ活動を用紙、ゴミ分別、交通手段の3点から解説します。
1.用紙の削減によるエコ!
企業では膨大な量の紙を消費しています。
使用する紙を削減することで、地球に優しい会社になっていきませんか?
(用紙削減のエコ1) 会議資料は投影で済ます
会議で配布している紙資料は本当に一人一人に配るべきものでしょうか。
投影で済まして、ペーパーレスな会議にすることで紙の使用量を削減しましょう。
(用紙削減のエコ2) 複合型印刷機に社員証を当てなければ印刷・コピーをできないようにする
いくらでも印刷・コピーできるという意識でいると、無駄に用紙を使ってしまうものです。
社員証などを当てなければ印刷・コピーをできないような設定にすることで、一人一人がどれだけ用紙を使用しているかわかるようになります。
中には役割によってたくさんコピーをしなければいけない人もいるでしょう。
そのため、用紙使用量が多いからすぐに注意するということではなく、「各人の使用量が把握されている」ということを知らせることで意識を高めることを重視しましょう。
(用紙削減のエコ3) 2in1、4in1などの設定をする
パワーポイントなど一枚一枚の情報量はさほど多くない資料については、2in1や4in1の設定にして印刷しましょう。
(用紙削減のエコ4) 両面印刷・コピーをする
(用紙削減のエコ5) 裏紙を再利用する
不要になった資料などの裏紙を使用して打ち出すようにしましょう。
2.ゴミの分別を徹底してエコを実現!
家庭でのゴミの分別に苦労している方も多いかと思いますが、オフィスの分別にはどれだけ気を配っているでしょうか?
オフィスでの分別は働く一人ひとりが意識しないと達成できない分、達成するのも難しいといえるでしょう。
今回は、分別を通してのエコポイントを紹介します。
(ゴミ分別のエコポイント1) 燃えるゴミ・燃えないゴミの写真をゴミ箱に表示する
アルミホイルは燃えるゴミか? プラスチックはどうか?など、実際にそのシーンになってみると迷ってしまったりするものです。
そこで、総務の方やエコプロジェクトを担当する方がリーダーシップをとって、ゴミの分別例を写真などでゴミ箱の上の部分などに表示しましょう。
(ゴミ分別のエコポイント2) 用紙を捨てずに裏紙として利用する
コピーの失敗や不要な資料などの裏面を使うことで、ゴミを減らし、用紙の削減も果たせます。
(ゴミ分別のエコポイント3) ペットボトル・お弁当箱など一手間かかる分別を徹底
ペットボトルはラベルをはがし、ふたを取る。市販のお弁当は燃えるゴミと燃えないゴミ、生ゴミなどに分別しなければいけない。
…といった、手間がかかるものこそ分別を徹底することが重要です。
ゴミ箱に「再度確認!燃えない(燃える)ゴミは残っていない?」などの貼り紙をして推進しましょう。
3.交通手段をエコの観点から見直そう!
交通手段を見直すことによってエコ活動に貢献できます。排気ガスは環境に大きな影響を与えます。
その影響力を踏まえた上で、削減に努めましょう。
(交通手段のエコポイント1) 公共交通手段、自転車を活用する
自動車の使用を控え、公共交通手段や近場であれば自転車を活用して、排気ガス量やガソリンの使用量を削減しましょう。
(交通手段のエコポイント2) エコドライブを心がける
「ちりも積もれば山となる」です。
一人ひとりがガソリンの使用量を抑えるエコドライブをすることで環境への負担が少なくなっていきます。
(交通手段のエコポイント3) 車内のエアコンの使用量をおさえる
クールビズを徹底したり、窓の開閉をこまめにしたりし、車内のエアコンの使用頻度をなるべく少なくしていきましょう。