オフィス用プロジェクターの選び方

オフィスでは、会議室などで必ず必要になるアイテムの1つにプロジェクターがあります。
効果的なプレゼンをしたい、会議資料をペーパーレス化したいなど企業ごとに様々なニーズがありますが、そんなときに活躍するのがプロジェクターです。

プロジェクター

1.解像度

1つ目のポイントは解像度。解像度とは画像をどの程度まで細かく表現できるのか示した単位です。
PC用のディスプレイなどと同様に、単位は「ドット」が用いられ、「640×480ドット」などのように縦・横に並んでいるドットの数で表されます。
ドットの数が多いほど画面に表示できる映像や情報量が多くなり、画面に表示できる表現力が高まります。

プロジェクターの解像度と画素数の一覧

解像度(最大) 総画素数
VGA 640×480
SVGA 800×600
XGA 1024×768
SXGA 1280×1024
WXGA+ 1440×900
UXGA 1600×1200
WUXGA 1920×1200
QXGA 2048×1536
4K 3840×2160

PCの高解像度化にともない、WXGA(1280×800ドット)以上の機種が主流になりつつあります。
まだ高額ですが、4Kの超高解像度モデルも登場しています。

4Kホームシアタープロジェクター「VPL-VW535」

ビジネス用にはかなり高スペックですが、4Kは下手したら実際に目で見た風景よりも繊細で躍動感のある映像が楽しめるのが特徴です
SONY製 4Kホームシアタープロジェクター「VPL-VW535」 参考価格899,880円

参照元:SONY VPL-VW535

2.明るさ(ルーメン)

2つ目のポイントは明るさ(ルーメン)。オフィスなどでは自宅でプロジェクターを使用するホームシアターなどとは違い、あまり室内を暗くすることができないことが多いと思います。その場合は、ルーメン値が高いものをお薦めします。

電気をつけた部屋で利用するのであれば、2000ルーメン以上がお薦めです。
40型程度の画面でプレゼンするような場合なら500ルーメン程度でも十分に使えます。

明るさ(ルーメン)と使用場所人数のイメージ

明るさ(ルーメン) 使用場所/人数 イメージ
~1000ルーメン ミーティングスペース 2~4人
1000~2000ルーメン 小会議室 2~7人
2000~3000ルーメン 中会議室 10人~20人
3000~3500ルーメン 中会議室/大会議室 20人~50人
3500ルーメン~ 大会議室・小ホール 50人以上

大画面サイズと快適に表示するための明るさの対応表

出典:日経パソコン 2014年3月24日号

3.パネルタイプ

投写方式は大きく「液晶」と「DLP」、「LCOS」の3つに分かれます。ビジネス用途では実用上の差はさほどない。

液晶パネル

液晶パネルを利用し投影するタイプ。プロジェクタ内の3つの液晶に、三原色である「赤」「緑」「青」の3色を当てて、映像を投影します。多くの機種に搭載されていますが、画質や解像度をそれほど高くできない傾向にあります。その分、価格は他の方式と比べると安くなりがちです。

DLPパネル

マイクロミラー反射型パネルに光を当てて、反射した映像を投写するタイプ。画質やコントラストを高くすることでき、小型化も可能なためモバイル用途で使われることが多いです。

LCOSパネル

反射型の液晶パネル。。DLPパネルと同じ反射タイプですが、ミラーではなく液晶を使っているのが特徴です。輝度が高く、高画質ですが、その半面、本体が大きくなる傾向にあり、価格が高くなりがちです。

4.サイズ・重さ

3つ目のポイントはプロジェクター本体のサイズ、重さです。ビジネスシーンでは、「外出先に持ち運んでプレゼン」、「1つのプロジェクタで複数の会議室で使いまわしたい」といった様々なニーズがでてくるかと思います。また、大きな会議室でしたり、説明会や勉強会を頻繁に行う企業様ですと天井に据付し、常設するお客様も多くいらっしゃいます。

壁や天井に設置するプロジェクターは専門業者に依頼

プロジェクター1
取り付けに伴い、パソコンなどの機器とプロジェクターを繋ぐための通信用ケーブルや電源・LANケーブルの敷設工事が必要となってきます。
しかし、一度取り付けてしまえば、使用時にセッティングの手間がかかりませんので効率のアップにも繋がります。また、社内のネットワークを使い、テレビ会議も簡単に行うことが出来ます。

手のひらサイズのプロジェクターも登場

昨今、手のひらサイズで重量1kg以下のプロジェクタが続々と登場しており。外出先でも、スマホやパソコンの映像を大画面で映し出せるのは魅力的です。中でもSONYから発売中の「ポータブル超短焦点プロジェクターLSPX-P1」は壁際に置くだけで、22インチから80インチの映像を映し出せる製品になっています。

参照元:SONY LSPX-P1

5.プロジェクタを設置する場所の自由度

「投写距離」が短いと机の端や壁面に設置できて便利になる。たまに打ち合わせなどで投影距離が長いプロジェクタを使った場合に、机にいる人間やパソコンの影が写り込んでしまうことはないだろうか。投写距離が短いほど自由度は高くなり、そのような余計なものが映り込むリスクは排除される。

また、「台形補正機能」についても、設置する上で重要になる。
台形補正機能は画面がゆがんだ場合でも補正して長方形に表示してくれる機能です。近年は多くのプロジェクターに搭載されていますが、この機能を備えていない場合は、正面から投写する必要があります。また、スクリーンに対して横から投写する必要が有る場合は横方向の補正にも対応している機種を選択することをお薦めします。

6.パソコンとプロジェクターとの映像端子

プロジェクターの投写側だけでなく、背面にあるPCとの映像入力端子についてもチェックをしておく必要があります。古くは、アナログのRGB端子が中心でしたが、最近ではHDMI端子の搭載が一般的になってきています。

ポイントになるのは、プロジェクターと主に接続されるパソコンとの相性になります。最近のWindeows型でもRGBが付いていないものもありますし、MacについてもHDMI対応、USB対応といった様々なパターンがあります。
映像出力を行う端末との相性を考えて映像端子を確認することが重要です。

7.排熱の騒音

プロジェクターにはまだまだ、排熱ファンは必須です。単純に安い価格を追い求めてしまうとファンの騒音が大きくなってしまうのはいただけません。
プロジェクターのスペック表では、騒音は20デシベル~45デシベルと開きがありますが、その場合は30デシベル以下のもの、あるいはLED光源のものを選んだほうが無難です。
設置する際は必ず排熱口がどこにあるかを確認して、効率よく排熱できる状態を確保することが大事。ここが塞がれていると熱が篭ってしまうことも考えられます。

8.進化するプロジェクタの機能

スピーカー内蔵

プロジェクターは映像がメインですが、最近ではスピーカー内蔵されたモデルもあります。また、マイク端子搭載モデルも登場しており、マイクをつなげばスピーカーからの音声出力が可能となっております。プレゼン時にも音声コンテンツをいれてプレゼンが可能です。

前面排気

プロジェクターは投射の際に多くの熱を発生させます。発生した熱は、外部へ逃がす必要があり、排気口がどの向きについているかも重要なポイント。横排気ですと熱が直接当たってしまうこともあったりします。前面排気タイプなら、使用者や両サイドに座る人へ排気が当たる心配がありません。

参照元:EPSON

ワイド画面対応WXGA(解像度)モデル

プロジェクターはPCの画面を写すものです。今、PCの解像度は、XGA(4:3)からWXGA(16:9)へ変化しつつあります。
もちろん、WXGA対応PCで作成した資料をそのまま表示するには、WXGA対応プロジェクターが必要になります。PCとの相性も確認が必要です。

無線対応モデル

プレゼン時に、PCとプロジェクターを接続のは面倒だったりします。そんなときに、お薦めなのが無線対応のプロジェクター。
無線環境があれば、PCとプロジェクターをケーブルレスでつなぐことが可能です。
プロジェクターには付属のUSBアダプタを挿入するだけの簡単設定。ケーブルの煩わしさを解消できます。

まとめ

オフィスにおけるプロジェクターについては、プロジェクターの使用目的を明確にしていくことが重要です。
もちろん、いくらでもお金をかけられるなら、プロジェクターの性能が良いほうがいいに決まっていますが、あくまで目的なビジネス利用。
具体的に使用目的を考慮して、必要なスペックを見極め、オーバースペックな部分にお金をかけずに済むように吟味していきましょう。
ひとくちにビジネス利用といっても、会議室で専用ラックに乗せて据え置きで使うのと、出先でノートPCを繋いでホワイトボードに投影して使うのとでは目的が違います。

オフィスハンズでは、様々なオフィス施工の中で、シーンに合わせたプロジェクターの選定もしておりますのでお気軽にご相談ください。


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