オフィスのLAN工事で気をつけること

業務においてなくてはならないネット環境。そのためオフィスのLAN整備は重要なインフラとなっています。
オフィスLANを整備する際には、気をつける点が多くあります。そこで、そもそもLANとは何かや設置における基礎知識、気をつけるべき点などをご紹介します。
LAN整備

LANとは何か?

LAN
LANという言葉をよく耳にするようになりました。LANとは、「Local Area Network」の頭文字を取った言葉です。Local Areつまり、特定の敷地内でパソコンやタブットなどネットワークを使えるようにするということです。
こうしたLANには、「有線LAN」と「無線LAN」の2種類があります。

有線LANとは?

有線LANはその名の通り、ケーブルを接続する必要があるLANのことです。機器同士を直接接続することもあり、安定した通信速度を保てることがほとんどです。膨大なデータや画像、動画など情報量が多い通信に適しています。一方で、LANケーブルを必要とする有線LANは、レイアウト変更やフリーアドレス化などに対応しにくいというデメリットもあります。

無線LANとは?

無線LANではLANケーブルを必要とせずに、機器に向けて電波を飛ばすことができます。レイアウト変更やフリーアドレスでも、何の対応もいらずに自由に使用することができます。また、ケーブルがないのでオフィス全体がすっきりと片付いて見えるというメリットもあります。移動しながらネットワークに接続したり、フリースペースで話しながらネットワークを利用したりできるので便利だといえるでしょう。一方で、セキュリティ対策は十分に行う必要があるといわれています。

なお、有線LAN と無線LANを併用することも可能です。用途に合わせて機器を使い分け、柔軟なLANの配置・構築をしていくとよいでしょう。

LAN工事の基礎知識〜接続に向けた5つのステップとは?〜

LAN接続は、5つのステップによって作っていくものです。一つ一つの工程を見ていきましょう。
LAN工事

【STEP1】 ネットワークをどう構成するか計画を立案する

まずは社内でどうするか話し合いましょう。

【STEP2】 業者に現場の調査を依頼し、見積もりを取る

大まかなLAN配備の計画が決まったら、業者を加えて具体的に検討していく必要があります。少人数の企業でオフィスのスペースもあまり大きくないようであれば、口頭での説明で足りることも少なくありません。
一方で、大規模な場合にはLAN構成のイメージを紙に書いたり、図面を作成したりする必要になります。そうすることで、問題なく施工が進みます。
ポイントは、メールや電話のやりとりだけで終えないこと。構成の方向性が定まったら、現場を調査しに来てもらいましょう。
希望する配置で問題はないかプロの目から判断してもらい、問題がなければ見積もりをお願いします。

【STEP3】見積もり内容確認

業者から出された見積もりは、こまかく確認することが必要です。特に、明細が書かれていない項目やなんとでも言えそうな項目には注意をしましょう。具体的には、「諸経費」や「材料費」などとなっている項目です。
そのような記載に対しては「何を指すのか」、内訳を確認します。「LANケーブル代」など具体的な項目になるまでつめていくことが重要です。

【STEP4】工事の日程を調整

工事の所要時間やいつ施工してもらうのかの日程調整をします。
これまでのLANから切り替えるのであれば、一時的にネットワークが使えなくなることも考えられるので、社員への状況把握・根回しは欠かせません。また、工事の方法よっては壁に穴を空けたり、重機や資料をどかして作業をしたりするので、担当者が動きを確認しながら進められる日時に依頼すべきでしょう。

【STEP5】工事後のトラブルに備える

工事が終わると、担当者としては「一安心」となりますよね。しかし工事が終了しても、インターネット接続ができなくなる、回線速度が大幅に遅くなるなどのトラブルは起きがちです。そうした問題へ対処できるよう、問合せの連絡先を確保しておくことは重要です。
また、トラブル対応の時間・日数や費用など細かな点も事前に確認しておく備えを十分に行いましょう。

社内LAN構築前に決めること

社内LAN構築
続いて、LAN接続工事の前段階で確認しておくべきことについてご紹介します。
パソコンやタブレット、プリンターなどの機器や、ネットワークの大元であるサーバーという機器をどこに配置するのかを決定します。専門的な知識が必要なケースも多いので、レイアウトや総務担当者だけでなくネットワーク関連の担当者も交えてお話をするとよいでしょう。配線が適切でないと、動作速度が遅くなるなどのトラブルもありえます。
とはいえ、社内にネットワークなどに明るい従業員がいない場合もあるでしょう。その時は、大前提となる最低限の内容だけ決めて、あとは専門業者と相談・交渉をする必要があります。
それでは、その「最低限とは何か?」、重要なポイント5点を紹介します。

【1】サーバーの配置

ネットワークにおける最重要機器であるサーバーをどこに置くかを決めます。スペースを取るので配置を検討する必要があるのはもちろん、部外者が出入りしないようなところ、気温・湿度などの影響を受けにくいようなところへ配置していく必要があります。

【2】パソコンなど接続機器を何台置くか

現段階での接続機器の台数だけでなく、近い将来どのくらいになるかも見越しておく必要があります。台数に応じてハブやスイッチなどのネットワーク機器を準備する必要があります。

【3】パソコンなどの接続機器をどこに配置するか

レイアウトに直結することですが、従業員の人数やコミュニケーションイメージなどでパソコンをどう配するかを決める必要があります。

【4】無線LANにするか、有線にLANにするか

無線と有線、それぞれのメリット・デメリットを考慮して決定していく必要があります。

【5】有線配線をどう配するか

レイアウトに関連しますが、業務の邪魔にならないような配線計画を立てていかなければいけません。

社内LAN構築の相場

こうした社内LAN設置にはどのくらいの費用がかかるのでしょうか?
見積もり

工事費用の相場は、1坪あたり10万円~20万円とされています。工事の費用は、「人件費」「材料費」「作業費」です。

【工事費用の内訳】
・業者担当者派遣費:3,000~10,000円
・LAN配線費:8,000~13,000円
・パッチ配線:2,000~4,000円
・ルーターの設置や設定:10,000円
・ハブの設置費:3,000~4,500円
・ネットワークの設定費:7,000円

業者選びでの注意点

業者選び
業者選びに関しては、何よりも信頼できるところを選ぶということが重要です。例えば、見積もりを不当に水増ししていないか。こちらが細かい点がわからないのをいいことに、多めに請求をしていないか等を見極めることが重要です。また、対応の迅速さも欠かせないチェックポイントです。トラブルが起きた際のサポートが遅れてしまっては業務が滞ってしまいます。「工事をしてもらって終わり」ではなく、長く付き合える業者かどうか見極めていきましょう。


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